カウンタ

COUNTER134838

オンライン状況

オンラインユーザー3人
ログインユーザー0人
登録ユーザー8人

新着情報

 
表示すべき新着情報はありません。

お知らせ

令和7年度(2025年度)   幹部代 第71代
【今後の予定】
  学生の練習 週3回(火、木)17:00~  (土)9:00~
【役員会関係】
  毎年2月 役員会  毎年3月 総会 開催予定
【OB稽古会】年2回の予定
  第1回 新入生歓迎会時(5月)・・・・・未定
  第2回 幹部継承式時(11月)・・・・・未定 
               幹部送別会時(1~3月)・・・・・行わない    
【OB会費】
  令和7年1月1日~12月3日に振り込まれた会費は2025年度分となります。
  支払先などは北桜剣友会(総会・役員会のお知らせ)のページをご覧ください。
  令和2年2月29日総会にて会費の変更が決まりました。
      35歳以下 3000円 36歳以上 5000円   
       になりました。振込金額にご注意ください。
【連絡メール】
  事務局直接へのメルアド(連絡先の変更等)
     hokuoukenobkai@gmail.com 
  HP関連への連絡先メルアド
     hokuoukenyuu@gmail.com
  ①幹部代 ②氏名(よみがな) ③連絡内容
  住所や連絡先に変更があった場合はご連絡下さい。
【Youtubeチャンネル】
  日本大学工学部剣道部のyoutubeチャンネル  
  ※チャンネル登録者50人以上でライブ配信が可能になります。
  ※チャンネルの登録をお願いいたします。
【その他】
  掲載内容につきまして不都合等ある場合は、すぐに訂正いたしますので
  メールにてご連絡下さい。
 

連絡事項

記事もしくは連絡事項 >> 記事詳細

2022/05/10

剣道の段位を取得するということ2

| by:OB会管理
 剣道の段位をなぜ取得するのか。その2。
 実は、その1は建前的な内容で、高段の先生方に正しい剣道について聞かされ
その度に、否定された気持ちになり、とても悔しい思いを持ったからである。
試合にはある程度勝つことができる、なのになぜかその剣道ではだめだと指摘を
うける。どうせ六段も七段もそう難しいことはないだろう、すぐに合格できるよ
と思っていたというのが本音である。ところが実はそう簡単ではなかった。なか
なか合格できない。審査では相手を打っているのに不合格になる。試合だったら
勝っているのに、どういうわけなんだ。訳が分からない。不合格になるたびに、
なぜ不合格になるのか振り返り、自分の至らないところを探すわけであるが、こ
の作業がしんどい。自分の悪いところを探すのであるから、まあ自分にとって精
神的に良いわけがない。高段の先生方に聞いてもなかなか合点のいく回答を得ら
れない。いわゆる精神が病むのである。あなたは素直ではないなどと言われるこ
ともあり、その指導は人格的、精神的な内容にまで及ぶ。そのような指導を受け
た時はその言葉を受け入れることは、大変に辛い。しかしやがて多くの稽古、多
くの指導を受けやっとの思いで合格にたどり着くが、その後がもっと厄介である。
あら実は知らなかった、できなかったのはのは自分だけだったのかとなる。段位
的に低い人でも、なんなら、中学生や高校生でも、もうすでに高段位の方に指導
されていてとっくの昔に実践しているからである。単純に自分だけが知らなかっ
ただけか、とバカバカしささえ感じる。活人剣が聞いてあきれるといった感覚に
陥ることも度々である。そしてまた、昇段したからといって簡単に打てるように
もなっていない。合格後も現実がつらいのは相変わらずである。笑。
 だが、六段も七段もどちらも一度の受審で合格する人がいる。こういう人は、
剣道との出会いの段階でよい指導者に恵まれたようである。まあ、その人のセン
スが良かったという部分もあるのかも知れないが、指導された部分が大部分を占
めるだろう。どちらにしても自分にはない環境と後押しがあったのだろう。何度
も高い審査料と旅費、宿泊費と多くの時間と労力とお金をかけて受審し、つらい
思いをしているこちらからは、まったくうらめしい限りである。
 段審査を受けない人もいる。高段を取得された人の中には、段を取得されたこ
とでなんだか態度が大きくなり、なんとなく態度が傲慢な感じになる人もいて、
そうはなりたくないというのである。だから受審しないということをいっている
人もいる。まあ高段になっても自分は威張らないようにすればいいだけの話なの
だが。人それぞれいろんな考え方、感じ方があるのである。まあ実際、高段位を
取得して態度が少々大きくなる方もいるようで、なんだかがっかりしてしまうと
いうのは私だけではないであろう。
 ただ、段を取得する挑戦するという経験は自分を成長させる。といっても自己
満足の域はなかなかでなくて辛いものではある。なぜ段位を取得するのか、簡単
に言えば、ただ負けたくない、自分だけが知らないというような寂しい感覚には
なりたくない、というだけである。いい方に語弊はあるが偉ぶりたいという人が
いてもおかしくはないだろう。でも剣道は簡単そうに見えて、実は難しい。でき
ていると思ってもそのじつ、まったくできていない。全く厄介なものである。こ
んなつらい思いをしてもなぜか段位を受審する方はたくさん存在する。簡単に取
得してしまう人には大した意味もなさないのだろうなあ、と考えると、剣道の段
って一体何なんでしょうね。単純に全日本剣道連盟の運営のための大切な財源的
行事なのだろうかとも思ってしまう。笑。

PS ちょっと本音的というか愚痴じみた内容になってしまいました。共感できる
   方、できない方、いろいろと考え方があると思いますが、少々自虐的にユー
        モアを交えての内容のつもりですので、ご容赦いただきたいと思います。
21:47 | コメント(0)